経鼻内視鏡検査

カメラの付いた細くて軟らかい胃内視鏡を鼻から挿入し、食道、胃、十二指腸を調べる検査です。
口から挿入する内視鏡と違い、のどの奥にある舌のつけ根に触れないため、吐き気をほとんど感じません。
体にかかる負担も少なく、検査後はすぐ日常生活に戻れます。
気持ちを楽にして検査を受けてください。

内視鏡は鼻にスムーズに挿入できる4.9mmの細さ。
従来の内視鏡と比べて、細径化を実現しました。

内視鏡が舌のつけ根を通らないので、吐き気をほとんど感じずに検査を受けることができます。

検査中も会話が可能なため、質問したいときには、自由に医師と話ができます。

* 夕食は午後21時頃までに済ませてください。
* アルコールは控えめに。
* 早めに就寝しましょう。

* 朝食は摂らないでください。
* 歯磨き、少量の飲水は結構です。
* ガードルやコルセットをつけている場合、検査前に外しておきましょう。

受付・問診	■ 予約時間の10分前には病院に着くようにし、受付を済ませます。 ■ 検査を患者さんの負担を少なく行うために、事前に以下のようなことをお尋ねします。薬のアレルギーはありますか？鼻血はよく出ますか？血が止まりにくいことはありますか？血液をサラサラにする薬を飲んでいますか？耳鼻咽喉科で鼻が悪いと言われたことはありますか？肝臓が悪いと言われたことはありますか？
前処置	1.消泡剤を飲みます。胃の中をきれいにします。 2.血管収縮薬を両方の鼻にスプレーします。鼻の粘膜の腫れや充血を取り、内視鏡の通りがよくなります。 3.鼻腔に麻酔を行います。局所麻酔なので眠くなりません。 4.麻酔薬を塗った細くて軟らかいチューブを鼻から挿入します。鼻の痛みを防ぎ、内視鏡の通りをスムーズにします。
内視鏡挿入	5.通りのよい方の鼻から内視鏡を挿入します。検査は5～10分程度です。
検査後	6.検査結果や治療についての話を聞きます。すぐに帰宅できます。